in Tokyo 宿題レポート

株式会社インターネット Sound it! 3.0 for Macintosh

       2003年 1月20日 木村 薫
    
使用環境:PowerBook G3 500 / 384 MB :Mac OS J1-9.2.2

ローランドのAUDIO Capture UA-3 を購入した際、Sound it! 2.0がバンドルされていました。
そこそこ使いこなしてきたソフトでしたので、さっそく3.0を立ち上げてみました。

Sound it! 2.0の編集画面


Sound it! 3.0の編集画面

 

操作系のインターフェースはそのままで、デザインが洗練された感じです。

2.0のイコライザは、上のような操作画面でしたが、
3.0では、各周波数帯域別のグラフィックイコライザに進化していました。

私の場合、学生時代(80年代)に録音した演奏会のテープを、デジタル化したいと考え、
DTM系のアプリケーションに手を出してみたのですが、
Pro Toolsとか、SPARK XLとかは敷居が高すぎて使いこなせませんでした。

たまたまUA-3を買った際に、Sound it!2.0が同梱されていたので使い始めたわけですが
初心者にもわかりやすく、その威力を十分に実感できました。

ちょっと使いにくいと思っていたのがイコライザーだったので
3.0のグラフィックイコライザを見て納得した次第です。

 

Sound it!は、CDを直接取り込むこともできるので、PowerBookがあれば、
出先でCD音源を取り込むことも可能です。

先日、忘年会でお邪魔した先輩のお宅では、幻の演奏会CDを発見。

マスターテープ紛失とされていたため、24年経って初めて聞いた演奏でした 。

なぜこのCDがあるのかの質問もそこそこに、PowerBookを取り出しSound it!を起動。
飲み会の危険を冒してPowerBookを持参したのですが、結果は大正解。

終電に乗り損ねるところでしたが、幻の演奏会は無事に取り込むことができました。

四半世紀経つと、学生時代の演奏はマスターテープ所在不明。
配布したカセットも、 ほとんどの者が紛失または滅失しています。

当時のデータは録音状態が悪いため苦労するのですが、休みの期間を利用して整音し、
MP3に変換 、サイトにアップすることで、当時の仲間達から感謝されています。

3期上の大先輩が、最近、ホームページを立ち上げました。
先輩方の演奏した演奏会データをCD化し、配布する計画のようです。

サイトには、Wave Editor Software: Internet Sound it! 2.0の記載(!)がありました。

春のOB会でお会いしたら、さっそく3.0を紹介することにします。

これからも、使いやすいソフト開発をお願いいたします。

 

                       以  上